こんにちわ、まなんです。
今日は私の大好きな本のひとつである『空想教室』の紹介をしたいと思います。
ちなみにこの本は、下記のような方に是非読んでもらいたい本。
- 仕事に悩んでいる方
- これからの生き方に悩んでいる方
もしも本を読むのが苦手な方は、『TED』の植松努さんの回をご覧頂ければ、本書の内容が要約されているので、わかりやすくてオススメですよ。
約20分弱の動画ですが、心揺さぶられる素晴らしい内容です。すでに知っている方も多いかもしれませんが、もしまだ見ていない方がいたら多分、と…………っても感動するんで、ぜひ見てみてくださいね !
Contents
植松努さんはこんな人
最初に植松努さんの紹介です♪
TSUTOMU UEMATSU
植 松 努
株式会社植松電機 代表取締役
株式会社カムイスペースワークス 代表取締役
NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC) 理事全国各地での講演やモデルロケット教室を通じて、人の可能性を奪う言葉である「どうせ無理」を無くし、夢を諦めない事の大切さを伝える活動をしています。
また、2010年4月より「より良くを求める社会」の実現に向けて、赤平にて「住宅に関するコスト1/10、食に関するコストを1/2、教育に関するコスト0」の実験を行う「ARCプロジェクト」を開始しました。
思うは招く
こちらが『TED』で植松さんがお話された回。YouTubeにアップされている動画です。
『どうせ無理』をこの世からなくしたい
誰が「どうせ無理」だと教えてくれたのか。それは、やったことがない人たちです。やったことがない自分の心です。
やったことがない人たちは、いつも適当な「やらない言い訳」を教えてくれます。そのせいで僕たちは時々、何ができるのか、何をしていいのかがわからなくなります。
ー中略ー
だから「どうせ無理」という言葉をこの世からなくそうと思いました。
出典:『好奇心を“天職”に変える空想教室』サンクチュアリ出版 (2015/10/26)p175
少年時代の植松努さんは、とにかくロケットに夢中です。
もちろんロケットを作るのが夢です。
しかし、学校の先生含め、自分を理解してくれない周囲の人たちに「そんなの意味がない」「自慢か」、「そんなの『どうせ無理』だ」と言われ続けたそう……。
その時TEDで語った言葉に、私は涙が止まりませんでした。
「でもそんな僕を助けてくれた人がいました。それは『本の中の人たち』です」
本の中の人たち
私も本に救われました。痙攣性発声障害という病気で、精神的に病みきっていたところから脱出できたのも多くの『本』のおかげかもしれません。
それまでの自分の考えの間違いに気づいて修正することができたり、逆に「おまえは間違っていない」と確信を持たせてくれたり、『本の中の人たち』とのつながりみたいなものがあったからこそ、病気の存在がさほど大きなものではなくなった気がします。
何事に対してもなんですが、周囲の意見がどうあっても、『本の中の人たちは味方』という心のよりどころがあったからこそ、多少自分の弱さを克服できたように思うんです。
もちろん家族や友人とのつながりも大切なんですが、歴史上の偉人たちのような知性には、おそらく普段の生活の中ではあやかれないのでw(生きてる人の動画でもいいですけど)、手軽につながれる『本』は激しくおすすめです。
「思うは招く」は「引き寄せの法則」
以前書いた記事で『引き寄せの法則』を知って覚醒した(記事に飛びます) ことについて少しお話ししましたがw、植松さんもまた、彼自身のお母さんから教わった「思うは招く」という教えがあったからこそ、自身の思いを諦めずに信じ続け、実際に『ロケット』まで作れてしまったと言います。
思い続けることで達成までの方法がわかります。
なおかつ諦めなければそこに到達します。
とは言いつつなかなか難しいですけど(泣)。でも心の中に置いておくだけで、結構行動は変わる気がします♪
「楽をする」ということは「その経験を避ける」ということ
植松少年は、何かを作りたいと思ったときにはまず「調べます」。
まわりに代用できるものはないかと「考えます」。
情報をもとに自分の頭で考えて、やってみて、失敗したらまた違う方法を考える……植松さんだって、もともと才能があった特別な人間なんかじゃないんですよね、『諦めずに努力した結果』が今の植松努さんなんです。
すっごい共感できる部分だったので引用します。
能力というものは、失敗するか成功するかの「経験」によって身につきます。「楽をする」ということは、つまり「その経験を避ける」ということです。
ー中略ー
もしなにかに迷っちゃったときには、「自分は楽を選んでいないかどうか」だけを気をつければいい。そうしたらきっと間違えないで、今より前に進むことができると思います。
迷ったときは、大変そうな方を選ぼう。
出典:『好奇心を“天職”に変える空想教室』サンクチュアリ出版 (2015/10/26)p134
私も迷った時は絶対に「困難なほう」を選ぶようにしています。
身の回りの小さなことだっていい。これは絶対な気がします。
サボったりごまかしたりする「楽なほう」を選ぶと必ずどこかで失敗するんです……改めて自分に言い聞かせよう…… !
これからの世代に向けた植松電気の取り組み
現在、植松電機では、失敗を恐れず自ら挑戦することの大切さを、小さなロケット作りなど様々な体験を通して、子ども達に体験させる活動なども行なっています。
夢と勇気と自信を持ってもらうことの大切さ……子供達が植松さんから学んだことが、彼らの未来にどう影響して、どんな面白い世界を作って行くのかが楽しみですね !
植松電機の活躍を応援します
ちなみに植松努さんの会社である『植松電機』は、北海道の赤平市という人口10,000人ちょっとの町にあるのですが、この植松電機のすごいところは『世界で3つ』しかない無重力実験装置が存在するところです !
「ロケットを作りたい」と思っていた少年が、今となっては無重力装置まで作ってしまったわけですよ……シンプルにスゴイ !
最近は札幌で、就労継続支援A型作業「UniZone」も立ち上げた植松電機。
これからも植松努さん、植松電機の活躍を応援したいですね。
おわりに
久々に『TED』やら『空想教室』見ましたが、やっぱり涙腺ヤバイっす。゚(゚´Д`゚)゚。
私はまったくエモい人間ではないのですが、植松さんのお話は『TED』も『空想教室』も涙がドバドバ溢れて止まりませんっ…… !
ちなみに『空想教室』に関しては、立ち読み時点で「ヤバぃ……このまま読んでたら泣くわ」と思って購入しましたw。
というか、泣けても泣けなくても、こういう『困難を乗り越える』お話はパワーに変えられるし、「やり方がなんとなくわかる」という意味で、どんどん取り入れることをオススメします。
今、あまり元気のないどこかの誰かが『TED』を見て、『空想教室』を読んで、「なんかちょっとやる気になった」って思ってくれることを願っています。